第 7世代 ACS モータコントローラ

インモーションはACモータコントローラや電動車両用コンポーネントのグローバルサプライヤです。AC Superdrive (ACS) シリーズは出力が 10 ~ 80 kVA、 24 V から 96 Vのシステムに適用できます。ACS は、走行・油圧ポンプ・ジェネレータ機能に適用するよう設計されており、バッテリー駆動の電動車両に最適のコンポーネントです。

第7世代ACS は、非常に高い出力密度と柔軟なアプリケーションのカスタマイズ性を提供いたします。厳しい安全基準にも適合します。

全ての機種で、CANバス通信の他に、大規模システムでの車両機能の分散やスタンドアロンで使用が可能なI/O機能がついています。

 

  • 高い品質と信頼性を、製造工程はもとより、設計段階から作りこんでいます
  • 粉塵や水の浸入対策など電動車両の厳しい環境条件に適合した堅牢な設計
  • 高性能ARMプロセッサーとOSの採用により車両制御とモータ制御が同時に可能
  • I/O オプションで、ACSとセンサー・アクチュエータ類が直結し、ACSによる車両制御が可能
  • Automotive SPICE©およびISO 13849-1の基準を満たすソフトウエア開発プロセスでソフトウエア品質を向上
  • 通信仕様は業界標準の CANopen (スレーブ/マスター両方可)および J1939
  • 広範且つ強力なイベント処理とデータログ機能がトラブルシューティングを容易にし、車両のダウンタイムを最小化
  • AC 誘導モータ、AC同期モータおよびブラシレスDCモータに適合
  • ファームウェアに標準で、走行・ポンプ・ジェネレータ機能を搭載。ヒルホールド、プログラマブルブレーキ/アクセル特性、デュアル走行、最適曲線調整機能なども標準機能に含まれます
  • 車両に搭載済みのモータ用に、自動チューニング機能
  • パワートレインコンポーネント保護のために、モータ速度、モータとコントローラの温度、バッテリー電圧、DC出力、モータトルクを指標とした出力制限機能付き
  • 最新のベクトル制御技術で、全速度領域にわたって最適化が可能
  • デュアルCPUデュアルフィードバックチャンネルで冗長クロスモニタリングと監視。ISO13849-1 カテゴリー 3 に適合し、PL=c/dを実現

一般仕様

適応モータタイプ 誘導 AC, 同期 AC, ブラシレス DC
通信プロトコル CAN (CANopen, J1939)
スイッチング周波数 4, 8, 12, 16 kHz
ステータ動作周波数 0~599 Hz
制御モード 速度 (rpm), トルク (Nm), 電流 (ARMS) または 電圧 (VDC)
I/Oコネクタ AMP SEAL 23-pin または AMP SEAL 35-pin
動作温度 -40°C ~ + 55°C (-40°F ~ +131°F)
保存温度 -40°C ~ +85°C (-40°F ~ +185°F)
保護等級 IP65
規格 UL 583 準拠、2006/42/EC および 2014/30/EU (すなわちC-standard EN1175-1, EN 12895)に準拠した半完成機械類の組込みの適合宣言書

 

定格

AC SuperDrive 機種 公称 DC
供給電圧
Udc
定格電流
(S2, 2min)
ARMS**
定格電流
(S2, 1h)
ARMS***
定格出力
(S2, 2min)
kVA**
定格出力
(S2, 1h)
kVA***

ACS S

ACS24S35* 24 350 150 10 4
ACS48S28* 48 280 120 17 7

ACS M (デュアルが可能, MD*)

ACS24M55 24 550 275 16 8
ACS48M35 48 350 175 21 10
ACS48M45 450 225 27 13
ACS48M55 550 275 32 16
ACS80M23 80 230 115 23 11
ACS80M35 350 175 34 17
ACS80M40 400 200 39 20
ACS96M23 96 230 115 27 14
ACS96M35 350 175 41 21
ACS96M40 400 180 47 21

ACS L

ACS48L70 48 700 350 41 21
ACS48L90 900 450 53 27
ACS80L50 80 500 250 49 25
ACS80L60 600 300 59 29
ACS80L70 700 350 69 34
ACS96L50 96 500 250 59 29
ACS96L60 600 300 71 35
ACS96L70 700 350 82 41

*     このサイズには23ピンタイプはありません

**    スィッチング周波数8kHz、周囲温度25ºC での2 分定格値

***            スィッチング周波数8kHz、周囲温度40º、フィンタイプヒートシンクに6m/sのエアフロー での1時間定格値

サイズ別比較

ACS GEN7 には、出力レベルでいくつかのサイズがあり、モータ2台を制御できる機種もあります。

サイズ S M M--D L
モータ2台
制御
不可 不可 可(デュアル) 不可
画像リンク
底面サイズ 150 x 200 mm 200 x 150 mm 200 x 275 mm 200 x 235 mm
最大出力(ピーク/連続) 16.5/7.1 kVA 39.2/19.6 kVA 68.6/34.3 kVA
ヒートシンクオプション C, Y, T C, Y, T, (F)* C, Y, Q C, Y, (F)*
動力端子オプション T (M6) T, S (M8) T, S (M8) T, S (M8)
I/O オプション 35P 23P, 35P 35P-D 23P, 35P

ヒートシンクオプション

さまざまなシステムに効率のよい冷却機能を実現するため、ヒートシンクも各種のオプションを揃えております。フラットタイプは伝導冷却用、フィンタイプは空冷用です。下表に各種示しています。

ヒートシンクタイプ C Y T Q F(M)* F(L)*
種別 フラット フィン フィン フィン フィン フィン
200 mm 200 mm 150 mm 275 mm 200 mm 204 mm
外形 C_HS Y_HS T_HS F_HS F_HS

*ACS GEN6 から切り替えの場合
FタイプがGEN6からの切り替えのお客様に推奨するヒートシンクです。またFタイプは、コントローラのサイズLとMによって外形が異なりますのでご注意ください(下表の F(L) とF(M))。

動力端子オプション

動力端子部は標準タイプはネジ穴 (T) で、動力ケーブルをネジで取り付けます。オプションとしてスタッドボルトタイプ (S) があり、動力ケーブルをナットで取り付けます。

I/O オプション

ACS GEN7 には2つの I/O オプションがあります。23 ピンタイプ (23P) は最小限のI/Oオプションで、CANネットワーク上のスレーブに適しています。 35 ピンタイプ (35P) ではより多くのI/Oが用意されていて、スタンドアロン使用や車両制御、または分散システム車両ネットワークにおけるI/Oとして使用できます。デュアルインバータの I/O (35P-D) は、モータインターフェイスとしてさらに多くのピンが必要です。下表にそれを示します。

I/O バージョン 23P 35P 35P-D
ハードウェア ID 2 - -
多機能 I/O* 3 5 5
デジタル入力 - 9 5
アナログ入力 - 2 -
ハイサイド イン/アウト 1 1 1
センサー電源供給 1 2 2
電流制御出力 2 2 4
PWM 制御出力 - 2 -
オン/オフ出力 - 2 -
CAN** 2 1 2
モータ温度 1 1 2

* 多機能 I/O は、モータフィードバック、アナログ入力、デジタル入力として使用できます。モータフィードバックは、エンコーダ、 UVW (6-ステップ)、アナログ sin/cosが可能。

** CAN インターフェイスは、CAN_HIGH, CAN_LOW および CAN_GNDです。 23P および 35P-D タイプにはネットワークにデイジー・チェーンを容易にするための2ピンがあります。 また、すべてのタイプには CAN_120 ピンがあり、配線にジャンパがある場合のCANバスの終端として使用できます。